原画展 MY DRAWINGS は昨日無事に終了し搬出も終わり、フルパワーで毎日在廊していたこともあり祭りのあとの静けさを感じながら今日は1日休養にあてていました。毎回そうですが、展示会では展示して終わり!ではなく、出来るだけ多くの人に見てもらうために毎日のようにSNSで投稿したり、時間がある限り在廊にあてて、可能な限り来てくれた人に話しかけるようにしています。それは折角いただいた機会を無駄にしたくないので、出来ることは全てやろう!という気持ちで。ただ、在廊時には感じていなかった身体のいたるところが全て終わった次の日に一気にくるんですよね。その感覚が、やりきったー!と思わせてくれます。
今回の原画展は普段仕事で描いている普通では表に出ないような原画を壁にびっしり貼ったわけですが、中には完成形で無いものや下書きの鉛筆が残っていたり零したインクもそのまま残っていたりしたものもありました。私は出来上がる前はこうだった、というのを知ってほしい気持ちもあったので来た人たちが細かい描写に見入る姿やこれもやってたんだー!と話し合う姿を見て、これ!これを思い描いてたの!と達成感で心がじんわりしました。特に今回来たお客さんの多くは4年以上前に解散したthe cabsの原画を見に来た方々かと思います。私もまだ仕事として軌道に乗っているわけでもなかった当時の絵は線も定まらず描き直しも多かったのですが、見に来たみなさんはずっとその場で立ち尽くし色々想いを巡らせてるようにも感じる光景でした。ファンの方からのthe cabsへの想いを毎日聞いて改めて凄いバンドだったんだよね、解散しても想いは変わらないことに音楽の素晴らしさも同時に感じました。
時期のタイミングも良かったのか、遠方のお客さんも多かったのも嬉しかったです。
中には今回の展示のために、はるばる北海道札幌市から来た人は2009年1月号にニューカマーとして掲載された装苑という雑誌を見てからずっとファンでいてくれて、今回ようやく来ることが出来て話た瞬間ボロボロ涙を流してくれて…もう胸に込み上げるものを感じました。身体が一気に熱く感じるほど嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいでした。お手紙もたくさんの方々からいただきました。
これまで絵を描き続けてきた中で、ファンの方々がこうして陰で応援していてくれたんだなと想うと感慨深く、今後の糧としてこれからも沢山の作品を生み出し世に送り出していきたい!前進、前進!して、またこうした原画展のような展示してみたいなと強く思いました!
凄く長くなってしまいましたが、改めてお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
差し入れくれた方々、お手紙くれた方々、遠方からお越しの方々、私が手がけたTシャツ着てくれた方々、お友達のみんな、仕事関係者、今回展示をさせてくれたLUCKANDのみんな、もう胸いっぱいです。最高の日々でした!
また会う日まで!ありがとうございました。

あとは写真で。


まだ何もなかったとき。


少しずつ増えていきます。設営は14時から22時半までの長丁場になりました!


壁にびっしり貼った原画。


今回の展示のために描いた新作。モデルは自身。


販売コーナー。


以前展示したこともある”オリンピック”。


最後に音楽コーナー。左が the cabs、右がSerph。


コラボドリンクの”ピーチ・サングリア”。カップには今回のメインヴィジュアルの絵のステッカーが!
スタッフのみんなのこうした心づかいが本当に嬉しかったです。中には持って帰る!という人もいました。
因みに他にコースターもありました!


最後の駆け込みのお客さま。


最終日の搬出の様子。LUCKANDのみなさまにも感謝の気持ちでいっぱい。